そんなお悩みが生じましたら
地表に降った雨は、一部が土中にしみこみ、濁りをろ過したり、色々な物質を溶かし込んだりしながら地下水となります。
そのため、地下水は地域によってそれぞれ水質が異なります。茨城県では有機ヒ素やトリクロロエチレン等の汚染事例が発生したことなどから「茨城県安全な飲料水の確保に関する条例」で、個人の井戸に対しても水質検査などの努力規定を定めました。
(平成26年4月より、茨城県内の市については各市の条例で規定)
井戸水を飲用として利用するときは、井戸を適切に管理し、定期的(1年に1回程度)に水質検査を受けることをおすすめします。
茨城県安全な飲料水の確保に関する条例施行規則第7条第4項(茨城県知事登録第1号)として登録されています。
茨城県内の保健所等にて検査受付を行っておりますので、最寄りの保健所でご依頼いただくこともできます。 詳細はこちら
「何の検査をしたらいいかわからない」「結果に不適合があったがどうしたらいいか」など、疑問に思うことがあればお問い合わせください。
下記の井戸等が検査の対象となります。なお、飲用井戸等には、地下水を利用する井戸のほか、沢水及び湧水を水源として利用するものも含みます。
個人住宅で使用する井戸または地域において50人未満の者が共同で使用する井戸
事務所、店舗、工場、学校、旅館、病院、社会福祉施設、公民館、キャンプ場、公会堂等で常時50人未満の者が利用し、または使用する井戸
「飲用井戸等の安全確保のための指針」では、飲用井戸等の設置者が務めるべき飲用井戸等の適正管理の方法及び汚染時における措置等について定めており、定期水質検査として下記13項目を挙げています。また、発がん性が疑われている化学物質の中で、地下水から検出される割合が高いトリクロロエチレンとテトラクロロエチレンを追加した15項目のセットもご用意しております。